誰でも必ず上手くなるプレゼン!
プレゼン研修って意味あるの?
平成元年に、はじめてプレゼンテーション研修を担当しました。
用意されていた教材をつかって、そのとおりに講義をし、実技をしてもらってコメントする、といったものでした。
身振り手振りだとか、アイコンタクトとか、視線の流し方とか、オーソドックスなものでした。
受講いただいた方々からは、楽しんでいただけ、少し自信がついたと言ってもらえ、当時外資系企業で評価については厳しいシステムがありましたが、アンケートによる数値評価も抜群に高く、自己満足をしていました。
それから15年ほど後、一般企業の管理職を担当していたとき、管理部門の手配により部下たちが外部の教育企業のプレゼン研修を受講することになりました。内容は、当時とほとんど同じ。講師も特に下手ではありませんでした。
しかし!
端的に言いますと、受講の効果は全くありませんでした。時間もお金も無駄でした。
そう、実務には何も反映されなかったのです。15年前の自分も同じことをしていたのか、と唖然としました。
ちなみに時代が変わっている、ということが原因ではありません。確かに当時はOHPが普通で、そのときはPowerPointをプロジェクタで投影するスタイルに変わっていました。ただそれらは研修にはあまり影響はありませんでした。
大きく変わったのは、自分のプレゼンテーションに関する見方でした。
理想のプレゼンテーションを見る機会が莫大に増えた、というより研修講師を中心にやっていたころは、本物のプレゼンをそれほど見たことがなく、オーソドックスにできることが上手いプレゼンだと思っていた節があります。そのあとの会社で、まわりの皆が、PowerPointの初期バージョンを利用し、大会場でも堂々とわかりやすく、引き込まれるようなプレゼンをする。誰かに教えてもらったわけではないのに、みんながみんなで良いところを真似してどんどん上手くなっていく。そんな環境に身を置けていたのです。
さらにそのあと新卒や中途採用、派遣社員などの面接を多数行うことになり、自分をしっかり表現できる人とそうでない人にはっきり分かれることも体感しました。
あわせて、プレゼンは場数を踏めば上手くなるという定説がありますが、そんなことないということにも気づきます。もし単純に場数を踏めば上手くなるなら、なんとか協会の会長さんとか長老の方のご挨拶なんて、全員が超上手いはずですよね。。。
プレゼンが上手くなるには、研修を受けることでもなく、場数を踏むことでもないことが分かりました。30年前に私のプレゼン講座をご受講いただいた皆様すみません。楽しかったかも知れませんが、受講費用をお支払いいただいた方の期待にお応えできていなかったものと思います。大変申し訳なく思います。
プレゼンは誰でも上手くなれます!
その後、講演なども実施することもありましたが、再び講師として現場復帰し、プレゼンテーション研修を実施しました。新入社員から、管理職、経営者まで。現場は営業部門より技術部門の社員の方を得意としています。
技術者は、そもそもプレゼンが下手の人が多いということもありますが、自分自身が元技術者だったので、その心がわかると言いましょうか、ツボがわかるという特異性があります。同様に、経営者の経験もありますので、経営者が必要とするプレゼンだとか、こちらも経営者が上手くなるツボがわかっているということもあります。
そもそも、経営者がプレゼン研修など受講することはないと思いますので、上達する機会自体が少ないとも言えます。それでも上手くなる人は、多くの場合、個別トレーナーをつけてレッスンしています。公人で明らかにそうしていそうだけど、でもちょっとイタイなぁという方もおられますが。。
経営者に限らず、すべての人にとってプレゼンが上手くなれば、絶対に得です。
そして、これまでの経験からすべての人に、ブラッシュアップできるツボがあります。つまりすべての人は今より必ず上手くなることができるということです。
プレゼンは実施しないと訛ることもありますが、でも、ちょっと練習すればすぐに思い出せます。つまり、プレゼンスキルは身に着けば一生もののスキルでありパワーとなるものです。
上手くなりたい人はご連絡ください。
プレゼンテーションには、さまざまな機会があります。
大勢の人前で商品説明をするときだけではありません。
着席した会議で発言するときもプレゼンテーションです。面接や対面の会話でもそうです。自己紹介や自己PRをする機会もそうです。人前でけでなく、最近ではオンライン会議の中でもそうですし、誰もいないところでカメラに向かって行うこともあるでしょう。
そういう意味ではすべての人がプレゼンテーションをする機会が増えている言えるでしょう。
プレゼンターだけでなく、たとえばMCもプレゼン力が問われます。
プレゼンテーションは誰でも上手くなれますが、その方法はそれぞれによって違います。また、取れる時間によっても違います。
たとえば、
プレゼン実施の1週間前だと「直前ブラッシュアップ」
1か月前だと「突貫トレーニング」
3か月あれば本格的な「実践力改善トレーニング」
が、できます。
たとえば、株主総会や社員総会で、参加者に響くスマートなプレゼンが理想ですが、それらは1か月前からでも間に合うでしょう。
ですが、経営者の方だと、できれば3か月から半年間、じっくり時間をかけて自己改革に取り組めば、プレゼンの都度、事前トレーニングをうける必要がなくなります。それらは、対社員や対外的にも、パーパスマネジメントや理念経営のための大きな一助となります。
内容によっては、プレゼンテーション資料の作り方も関係してきますが、プレゼン資料の改革だけでも、プレゼンテーションの質は変わります。プレゼン資料の監修をうけるだけでも印象は大きく変わります。
経営者の方も、若い皆さんも、ぜひ早めに一生もののスキルを身に着けましょう!
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