さまざまな企画を考えたり、ビジネスのネタを考えたり、そして自分の人生をデザインしたり、そのようなときは、できあがりイメージを描くことが実現の可能性が高まります。一般的に「イメージ思考」とも呼ばれています。
これはこれでよいのですが、自分のこれまでの思考の中で考える限りは、描くイメージも限られたものになり、現実的なものになりがちです。多くの人はそうなってしまい、見たことのある風景やシーンをもとに描いてしまうものです。
『VR思考®』は、これから新しい世界を創っていくために、これまでになかった風景をも描くことができる一段上の思考法です。
VRゴーグルをご存じかと思います。ゴーグルが視界全体を覆い、自分の向いた方の風景が見れる。あたかも自分がそこにいるかのように全身が錯覚し、楽しめたり恐怖を感じたりできるものですね。
VR思考は、まさにそのVRゴーグルをつけているかのようにイメージを描くということです。空想画を描くような感覚ですが、これは簡単にできる人とそうでない人に分かれます。でも簡単にはできない人でも、トレーニングをすればできるようになります。
私たちは、それらはすべての人ができるようになると考えています。その背景としては、すべての人が夢を見たことがあるからです。これは実際に寝ているときに見る夢ですが、夢の中では、ありえない場所で、ありえない人がいるようなシーンを経験したことが皆さんありますよね。
将来の夢や志も、実は同じように、現実を組み合わせるだけでなく、今はまだない世界を創ることだったりするわけですが、それらを描く能力はすべての人の脳に備わっていると考えます。それらは、勝手に見てしまうものと、見ようするという違いはありますが、そこがトレーニングのしどころということです。
逆に、これまでの経験で感じることは、多くの人が将来を考えるとき、まだ見たことのない世界なので、無限の可能性があるにも関わらず、多くの人が現実を見すぎていたり、これまで経験したことをもとに、あれもこれも「できない」という制限の中で絵を描こうとします。常々、”前例踏襲主義”な人が多く、将来を描く際ですら、これまでの経験を踏襲しようとされます。
そして、それらから脱却できている人でも、先を見る方法が「双眼鏡」的な感じなのです。先を見通す、見抜くということでは、それらは重要な感覚ですが、これからの時代、誰もが経験したことのない世界が広がっていきます。そのような時代を描き、創っていくには、現実から一旦離れたVR的な絵を描いたり動画を作成するような感覚がとても重要になってきます。
特にがんばらなくても実現されていく世界でよいなら、何も学んだり身につけたりすることもなく、毎日を平穏に過ごすことを目指せばよいのですが、それでは毎日も将来もつまらないのではと思います。
こんな世界が創れればいいな、こんなところに身をおいていたいな、そのために今これにとりくんでいる、と思えることが、毎日も将来もイキイキと過ごせる秘訣です。
先に見えにくい時代、誰もが経験したことのない時代、これまでの成功法則が成り立ちにくい時代に、創業・起業を考えたり、将来やっていきたいことを考えるときにはこのVR思考が活かされます。
豊かな未来を描くために、ぜひ『VR思考』を身につけましょう!