これからの時代は、企業は個人の将来像(キャリア)を、自社内に限らず、さらにできれば生涯までを含めて一緒に考え、サポートすることが理想的です。
「社畜」と言われている状況では社員が活性化するはずはなく、常に別の職場に関心をもっているようでは企業の成長はありません。さりとて、今の時代、社員全員を65才あるいは70才まで終身雇用を保証しますと言える企業はほどんどないと思います。
優秀な社員を自社の戦力として長く貢献してもらうには、その人のワーク&ライフの充実をサポートすることから始まります。終身正社員がすべてではない時代です。心豊かなワーク&ライフを一緒にデザインし、それらをサポートしてこそ、今の戦力となり企業が繁栄します。経営者も、自分のワーク&ライフを考えましょう。自分が心豊かに仕事をしていなければ、社員が心豊かに仕事をするはずはありません。
経営者、マネージャ、一般社員などのポジションに関わらず、すべての人は、企業と個人はその両面でその共栄を目指す時代がきています。
そのためには、企業のパーパスや理念をあらためて明確にし、それらに沿った採用、育成、雇用がキーになると考えおり、実感しています。